シャボン玉研究。
膜厚について。シャボン玉の膜の厚さは厚いと表面の蒸発に耐久性ができシャボン玉が長持ちするけどサイズは小さくなる、薄いと蒸発に弱くなり長持ちしないけどサイズが大きくできる。とトレードオフの関係にあります。感覚的に洗剤の濃度が高い方が膜が厚くなるような気がしますが、実際は逆で洗剤濃度(界面活性剤濃度)が高いほど膜は薄くなり濃度が低いほど膜が厚くなります。気温が高い日やよく晴れた日はシャボン玉の表面が蒸発しやすい環境ですので、洗剤濃度を低めにして膜厚が高くすることで多少サイズは小さくなりますがシャボン玉を長持ちさせられます。極端な高濃度、低濃度だとそもそもシャボン玉が作れないということもあります。
シャボン玉の膜の厚さは直接測らなくても膜の色でおおまかに判断できます。シャボン玉で遊んだ人なら経験があると思いますが、割れる寸前の膜の薄いシャボン玉は黄色〜無色に近い色になります。逆に膜が厚いと表面の色は緑色青色紫色が濃くなります。
膜厚は高ければ高いほどいい、もしくは薄いほどいいということはなく(大きなシャボン玉を作りたい、長持ちするシャボン玉を作りたい、たくさんのシャボン玉を一度に作りたいなど)目的に合わせた膜厚を目指すのが重要なようです。
参照https://soapbubble.fandom.com/wiki/Soap_Bubble_Wiki
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