シャボン玉研究。
研究してる中でいくつか気がついた事があります。
①シャボン液は振動に弱い
練習はいつも近所の公園でしているのですが、予行演習として遠くの公園に行った時は同じ調合液なのに驚くほどシャボン玉が作れなかった、と言うことがありました。天気も悪くなかったので何が原因なのかかなり悩みました。近くの公園ではうまくいく、遠くの公園ではうまくいかない。その差を考えるともしかして移動することに原因があるのか?と考えました。シャボン液を運ぶために近くの公園には手持ちの袋に入れて行きますが、遠くの公園にはキャリーケースを使いました。ゴロゴロの振動がシャボン液に悪影響を与えていたのかもしれません。実験として近くの公園までシャボン液をキャリーケースに入れてある程度移動してからシャボン玉を作ってみました。また、手持ちの袋に同じ調合のシャボン液も持って行きました。二つの同じ調合液でシャボン玉を作ったところ手持ち袋運搬の調合はいつも通りのシャボン玉が作れましたが、キャリーケース運搬の調合液が明らかに劣化していました。試行回数が少ないので断言は出来ませんが、キャリーケースの振動がシャボン液の成分に何らかの影響を与えたのかもしれません。問題の解決は容易で運搬にキャリーケースを使わない、もしくは現場で調合するなどが考えられます。調合前の食器用洗剤などはキャリーケースの振動に影響されないことも確認できました。
②太さ1cmの綿ロープはシャボン玉作りに適さない
大きなシャボン玉を作るために輪っか状にしたロープを使うのですが、その素材は幅0.5cm程度のアクリルロープが良いとされています。僕はよりシャボン液を含ませられる幅1cmの綿ロープを使えばさらに巨大なシャボン玉が作れるのでは、と考えそのロープを使ってみました。初日は調子良く大きなシャボン玉が作れましたが、数日間使い続けると次第に大きなシャボン玉が作りにくくなっていきました。アクリルの細いロープではそのような使用回数による劣化は体感では確認できませんでした。厳密な比較実験をしたわけではないのでこちらも断言は出来ませんが太いロープの内側に残る古いシャボン液や吸水率の高い綿素材がシャボン液と相性が悪いのかもしれません。
二つともはっきりとは原因のわからない現象です。本やネット上のサイトにもこのような注意事項は書かれていなかったので僕の調合の仕方にクセがあるのかもしれません。しかし100ℓ以上の試行回数の中でこのような課題が見つかったのは収穫でした。本番はいよいよ明日です。
0 件のコメント :
コメントを投稿
コメントいただけると励みになりますのでよろしくお願いします。